人の多面性と人間味

出会う人ほとんどが、常識人が多いので、日本人てほとんどそうだと思うのだが、
そんな中、常々感じるのが、表面的には礼儀正しく普通の人に見えても、
内面は気性が激しい人も結構いるのだということ。

皆コンプレックスとか、何か触れられたくない事とか、嫌な思い出とか、それぞれが持っているからかもわからないが、その人の地雷に触れてしまった時に、突然爆発してしまう人もいる(程度は軽い)。

それと、普通に会話してくれれば良いのに、偏屈な答え方する人。こっちは友好的に話そうと思っているのに何なんだ?って瞬間的に思ってしまう。

でも、気性の激しさ=変な人、とは決め付けられない。
何かに懸命な人が熱いゆえに激しくなったりもするし、
一度怒った後に、反省して、愛のある行動を取ってくれる事もある。こだわりが強い人が、他方から見ると、偏屈に見える時もある。かくいう私も
感受性が強くて、理性で抑えられるけど内面感情は激しいほうだし、たまに他人が見せてくれる ゆがんだ部分を批判できる分際ではない。

でも、人はいろんな事を抱えて生きていたり、色んな毎日を生きて良い思い出も悪い出も作りながら生きているから、
素直に捕らえられない事も、偏屈なことも、人間味なのかな、と思うようにしている。
ある一面だけ見て、変な人、と決め付けるのは勿体無い。総じて考えれば良い人って多いのだ。

因みにバロック音楽バロックの由来は、ゆがんだ真珠、です。